11月15日の深夜、秋葉原駅前では「男達の夜戦(=重機吊り上げ作業)」が行われました。今回の記事ではその奮闘の模様をお伝えします。


≪夜戦前≫

時系列は朝までもどりまして、朝の駅前の様子です。この日はクレーンが設置される場所に目印をつけている作業員の方が数名いらっしゃいました。普段は見られない光景でしたので、「夜戦=重機吊り上げ作業」は本日実行されるに違いないと確信を持ちました。




(写真は、夕方に撮ったものです。)




この後、一度自宅に戻り、装備を変更して21時半過ぎにビルの前をウロウロしていると、警備員の方がいらしたので聞いてみると「夜戦」は22時からということでした。(夜間作業は通常は22時からとなっています。)


≪夜戦_「鉄板」準備≫

22時を過ぎ、「エムズ」さん前の通りは車両通行止めとなり、歩行者は、歩道を歩くように規制されていました。
そして、写真の工事用の車両が入り、道路に「鉄板」をひく作業が行われていました。
(「鉄板」をひく理由は、クレーンのアウトリガ用の為です。)






写真一番手前の方が「夜戦」の「提督(監督)」であります!


「鉄板」をひく作業が終わると、万世橋交差点付近で待機していた「重機」を搭載したトラックが動き出しました。



≪夜戦_「重機」登場!≫

「重機」を載せたトラックが、秋葉原駅方面に走りだしました。この「重機」がビルの上にあがることになります。
(「重機」は、
KOBELCOの「SK75SRD」です。)


この道路を大型トラックが入ることは極めて稀ですね。ブログの中の人は初めてみたかもです。








準備は整いました。後は「主役」の「クレーン」を待つだけとなりました。
(この時点で22:20となっていました。)



≪夜戦_「クレーン」登場!≫

間髪入れずに「クレーン」が颯爽と姿を現しました。(22:22頃)




この「クレーン」ですが、「製品名:crevo700 G3 型式:GR-600N2」という60tのラフタークレーン(ラフテレーンクレーン)です。2008年から販売されているクレーンで、お値段は、標準仕様で「7500万円」だそうです!

※以下、「クレーン」の略称を「G3」とします。


「重機」を搭載したトラックは左折していきましたが、「G3」は後退して進入していました。
(左折だとその先の秋葉原電気街改札前で左折するのが難しいのかもしれません。)




さすがに「夜戦」の「主役」は格が違っていて圧倒的な存在感でした。






普段中々見れない光景の為か、通行人の方も視線も釘付けでした!




「G3」は、アウトリガ張り出しの為鉄板の位置に移動します。


















「G3」の準備のため、「重機」はしばらく待機でした。







≪夜戦_「G3」ブームを伸ばす≫

「アウトリガ」をスタンバイした「G3」はブームを伸ばしていきました。


「提督(監督)」が見守ります。






ブームは、40m程度まで伸ばすことが出来るそうです。









ブームの先がどうなっているのか見るために「ズーム」してみます。




ビルの上には、作業員の方がいました!恐らく、「重機」を降ろす為の確認や、内部のモノの移動などをされていたのだと思います。
(参考までにですが、この写真のISOは、102400です・・・ 写真として見られなくはないですよね。地味にすごい事だと思います。)


















この写真の段階で時刻は、23:04でした。


23時を過ぎると、「エムズ」さんの照明がなくなります。








この時点での時刻は、23:09でした。












この時点で、23:13でした。あまり動きが見られないのでちょっと休憩を入れました。


大きい月も上空から明るく「G3」を照らしてくれていました。


≪夜戦_「重機」天空へ≫

23:28頃になると、「重機」がワイヤーに繋がれていよいよ「吊り上げ」の時となりました。
この時点では、順調に行けば終電で帰宅出来るかも?と思っていた自分がいました。





















≪夜戦_「終戦」≫

ところが・・・です。なんとここで「重機吊り上げ作業」は中止との判断がされてしまいました・・・
(あまりの事に写真を撮るのを忘れていました。すみません。)



中止になった原因としては、以下の複合的な要因がある模様です。

1.歩行者の通路を確保した影響?で、「アウトリガ」の張り出しが十分でなく、本来の性能を発揮出来なかった為。

2.高さが想定以上であった為。

3.
風が出ていた為。

※今回のように現場にて「中止」になることはよくあることだそうです。





「G3」には、運用時に「危険」を知らせる警報があり、その警報が鳴ると安全装置が働きそれ以上の動作をしなくなるそうです。よって、上記の複合的な要因の為、「危険」と判断され「終戦」となってしまったようです。
(事故が発生するときは、この安全装置を解除して無理に作業を進めた場合のようです。)





なお、今回の「終戦」により「100諭吉」程度とのお別れになってしまったとのことです・・・
(何より、提督(監督)が悔しい思いをされていることでしょう。)










次回の「夜戦」も機会があったら追いかけてみる次第です。
(「重機」は複数台上がるのではないかとのことです。)


最後までご覧頂きありがとうございました。
(現地にて、差し入れをくださった方、共に見届けた方ありがとうございました。)